給食万歳！

小学生の頃は、給食が好きではありませんでした。

まず、私には量が多すぎるにも関わらず、残すことは許されない。冷め切っている。なんだかあんまりおいしくない。という理由で、お掃除の時間になっても食べ終われず、教室の後ろに下げられた机の間に挟まって、モソモソ食べていました。

しかし！時代は変わりました。今の勤務先では、給食が楽しみの一つです。まず、美味しい。温かい。手がこんでいる。日本各地の郷土料理や世界中の食べたことも聞いたこともないお料理が食べられる。しかも、その料金は、250円～300円くらい。ありがたいことです。

先日、栄養士さんから、予算内で決められた栄養価の美味しい献立を作り、時間内に仕上げ、さらにアレルギー対応もしているというお話を伺いましたが、本当に頭が下がります。

ウン十年前に小学生だった私も、栄養士さんのお話を聞けば、少しは給食に対する気持ちも変わったのかなと思ったりもします。

大人になって、給食大好きになった私は、学校図書館用にこんな本を選んでみました。栄養士さんにも読んで戴いたところ「こんなに詳しく仕事内容が載ってるなんて！」と、とても喜んでみえました。

お昼の放送や夏休みの自由研究におすすめですが、キャリア教育にも活用できそう。そして何より、大人が読んでも、とても興味深い内容です。この本を読んで知ったのですが、給食は、毎食少しずつ冷凍保存しておくきまりがあるって、知ってましたか？万が一、食中毒などの事故があった場合、原因を追跡できるように、2週間冷凍保存することになっているそうです。全国どこの小中学校でも、冷凍保存専用の冷凍庫があるそうですよ。

やっぱり、給食万歳！