元総理大臣である現職の国会議員が、凶弾に倒れるというショッキングな事件がありました。
身近な人でなくても、日頃から度々ニュースで目にしていた人が亡くなるということ、ましてや、亡くなる瞬間の様子がネットやテレビニュースで絶え間なく流れるということは、自分自身で気づかないうちに、心の奥の方に鈍痛を与えていたようで。その日の夜は、いまいち寝つきが悪く、夜中も何度か目が覚めました。
これから詳しいことがわかってくるのだろうけれど、今回の出来事は、将来どんな風に教科書に掲載されるのだろうと思いました。
そして、学校図書館で手に取ったこの一冊。
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『よくわかる警察』。よくわかりたくて、索引で調べたのは「SP」。載っていました。
今回の事件で改めてわかったのは、「SP」とは自分の命よりも、守るべき要人の命を優先しなければならない職種だということです。そう考えると、今回のようなことがあっても、迂闊にはSPや警察を責めることができないよなあ、と思いながら、この本をしばらく読んでいました。
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