4月になり、いよいよ新学年のスタートです。
学校図書館を開館するために、一番重要なのは、「年度更新」ですね。
貸出名簿を2年生~6年生に進級して、新入生をきっちり名簿に登録し、転任してみえた先生のお名前も忘れずに登録。
経験のある方は、おわかりでしょう。これがとにかく地道な作業で、目がショボショボします。ドライアイケア目薬必須です。でも、新一年生の名前が並んだ名簿を見ると、「さーて、今年の一年生には、どんな本を読み聞かせしようかな?」とワクワクしてきます。
まだ、緊張している一年生が、ちょっと笑って、でもちょっとドキドキしながら、集中して聞いてくれるのがこちら。『ろくべえ まってろよ』 灰谷健次郎 作 長 新太 絵
一年生が、頑張るお話なので、一緒に頑張る気持ちになって聞いてくれるようです。表情の変化がよくわかって、読み手も楽しい一冊。
そして・・新入生のお名前を登録しているなかで、全く意表をついた、驚きの読み方をするお名前を見つけるのも楽しみだったりします。(俗に言う、キラキラネームです(;^_^A)きっと、親御さんが、愛情と期待を込めて、一生懸命考えた名前なんだなあと思うと、微笑ましいし、大事に接したいなあと思います。
もうすぐ、一年生向けのオリエンテーション。どうか、図書室が好きな子になってくれますように、本が好きな子になってくれますように、と思いながら、準備を始めています。
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